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GTSJガスタービンセミナー(第43回)

終了いたしました。


GTSJガスタービンセミナー(第43回)のお知らせ

「ガスタービンの最新技術と各種タービン技術の動向」をテーマに,第43回ガスタービンセミナーを下記の通り開催致します。学会の会員,非会員を問わず,皆様のご参加をお待ちしております。

1.日時: 2015年 1月 22日(木)10:00~16:50(受付開始 9:30)
              23日(金) 9:30~17:20

2.場所: 三菱重工横浜ビル 33階 3310会議室
         〒220-8401 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-3-1(地図

3.主催: 公益社団法人 日本ガスタービン学会

4.協賛:
  エネルギー・資源学会,可視化情報学会,火力原子力発電技術協会,計測自動制御学会,自動車技術会,
  コージェネレーション・エネルギー高度利用センター,スマートプロセス学会,ターボ機械協会,電気学会,
  日本エネルギー学会,日本ガス協会,日本機械学会,日本金属学会,日本航空宇宙学会,日本航空技術協会,
  日本材料学会,日本セラミックス協会,日本鉄鋼協会,日本伝熱学会,日本トライボロジー学会,
  日本内燃機関連合会,日本内燃力発電設備協会,日本燃焼学会,日本非破壊検査協会,日本品質管理学会,
  日本マリンエンジニアリング学会,日本流体力学会,腐食防食協会,溶接学会

5.セミナープログラム:

 テーマ:「ガスタービンの最新技術と各種タービン技術の動向」

  第1日目〔1月22日(木)〕          ※講演時間には質疑応答の時間を含む。
   「セッションⅠ:最新技術動向(1)」
    (1)  10:00-11:00 JAXAにおける航空エンジン環境適合性向上技術の研究開発
                    (独)宇宙航空研究開発機構 西澤 敏雄 氏
    (2)  11:00-12:00 PW1100G-JMのエンジン開発
                    (一財)日本航空機エンジン協会 佐藤  篤 氏
   「セッションⅡ:最新技術と各種タービン技術動向(1)」
    (3)  13:30-14:30 小型ビジネスジェット用HF120ターボファンエンジンの開発
                    (株)本田技術研究所 野田 悦生 氏
    (4)  14:30-15:30 ロケットエンジン用ターボポンプのタービン技術
                    (独)宇宙航空研究開発機構 内海 政春 氏
    (5)  15:50-16:50 車両過給機用タービンの空力性能開発
                    (株)IHI 山方 章弘 氏

  第2日目〔1月23日(金)〕
   「セッションⅢ:最新技術動向(2)」
    (6)   9:30-10:30 次世代大型燃料電池SOFCとGTコンバインド発電の可能性
                    三菱日立パワーシステムズ(株) 小林 由則 氏

(7)  10:30-11:30 6F Gas Turbine Flange to Flange Upgrade at Hitachi Zosen Ibaraki Power Station, to Improve Plant Performance and Adapt to Industry Needs

                    GE Power & Water Jean Rebeille 氏
   「セッションⅣ:最新技術と各種タービン技術動向(2)」
    (8)  13:00-14:00 水素燃料焚き燃焼器の開発
                    川崎重工業(株) 小田 剛生 氏
    (9)  14:00-15:00 石炭ガス化複合発電向けドライ低NOx燃焼器の開発
                    三菱日立パワーシステムズ(株) 浅井 智広 氏
    (10) 15:20-16:20 中低温熱回収Variable Phase Cycle発電システム
                    三井造船(株) 難波 浩一 氏
    (11) 16:20-17:20 蒸気タービンの現状と将来の動向
                    (株)東芝 富永 純一 氏

6.セミナーの内容:

(1)「JAXAにおける航空エンジン環境適合性向上技術の研究開発」  ((独)宇宙航空研究開発機構 西澤 敏雄 氏)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)航空本部では,将来の超高バイパス比エンジンの環境適合技術と我が国の国際競争力の向上を目指し,ファンおよび低圧タービンの空力効率向上と軽量化の技術に関する研究開発(高効率軽量ファン・タービン技術実証),コアエンジンの熱効率向上,NOx 排出低減,排気ジェット騒音低減の各技術に関する研究開発(グリーンエンジン技術研究開発)を進めている。本講演では,そのエンジン環境適合性向上技術の研究開発計画について紹介する。

(2)「PW1100G-JMのエンジン開発」  ((一財)日本航空機エンジン協会 佐藤  篤 氏)
PW1100G-JMエンジンは,エアバス社が開発中のA320neo(New Engine Option)の搭載エンジンの一つに選定された次世代エンジンであり,米日独間で国際共同開発を開始した。本エンジンは,先進ギヤシステムを適用したGTF(Geared Turbo Fan)形態を採用して高い推進効率を実現し,かつ先進複合材技術や最新要素技術を組み合わせ,燃料消費率・排気ガス・騒音レベルの改善を図っている。本講演では,PW1100G-JMエンジンのプログラムと技術を紹介する。

(3)「小型ビジネスジェット用HF120ターボファンエンジンの開発」  ((株)本田技術研究所 野田 悦生 氏)
Honda Jetに搭載されるHF120ターボファンエンジンをGeneral Electric社と共同で開発した。両社の優れた技術を投入し,小型エンジンでトップクラスの軽量,低燃費,低エミッションをねらった。Honda単独で開発したHF118エンジンに対してHF120は燃費3%,推重比17%の向上を達成し,エミッションについては,このクラスの小型エンジンでは規制対象になっていない,大型エンジンに対する規制値を満足した。本講演では,2013年12月に米国連邦航空局の型式認定を取得したHF120エンジンについて紹介する。

(4)「ロケットエンジン用ターボポンプのタービン技術」  ((独)宇宙航空研究開発機構 内海 政春 氏)
ロケットエンジンの心臓部であるターボポンプは,軸系の高速回転によって小型化が図られており,打上げ能力向上に寄与している。タービンにおいては小型仕様に対応した性能・効率向上のほか,高速回転に対する構造や振動への対応が重要な技術課題となる。本講演では,ロケットエンジンの開発過程におけるトラブル事例や解決方法などを中心にロケット仕様に対するタービン技術を紹介するとともに,諸外国の技術動向や最新の研究動向について述べる。

(5)「車両過給機用タービンの空力性能開発」  ((株)IHI 山方 章弘 氏)
近年,自動車のCO2排出量規制に伴い,欧州を中心にダウンサイジングによる低燃費化が進んでおり,小排気量化に伴う出力の低下を改善する手段として,過給機の需要が増加している。特に乗用車では,街乗りで頻度の高いエンジン低速域から定格出力を発生する高速域までの全域で,燃費および加速性の改善が求められており,過給機メーカー各社ともワイドレンジで高応答な過給機の開発に注力している。本講演では,上記ダウンサイジング過給エンジン向けに,近年弊社で行なっている車両過給機の空力性能開発事例について紹介する。

(6)「次世代大型燃料電池SOFCとGTコンバインド発電の可能性」  (三菱日立パワーシステムズ(株) 小林 由則 氏)
SOFC(固体酸化物形燃料電池:Solid Oxide Fuel Cell)は高温作動の次世代燃料電池であり,その高温排熱と残燃料を他の発電システム(例えばGT)と複合利用することで,より高効率の発電システムを構成することができる。当社ではこのようなSOFCの大型高効率発電システムとしての可能性に注目して,これまでに要素・システム両面の開発を進めてきた。本講演では,NEDO研究にて取り組んできたSOFC-MGTハイブリッドシステム,及びトリプルコンバインドシステムに向けた要素技術開発の進捗状況について紹介する。

(7)「6F Gas Turbine Flange to Flange Upgrade at Hitachi Zosen Ibaraki Power Station, to Improve Plant Performance and Adapt to Industry Needs」  (GE Power & Water Jean Rebeille氏)
ガスタービンコンバインドサイクル発電所を長期に渡って運営する際,発電所の経年劣化や法令の改訂(特に排気など環境関連)など適宜対応していく必要があるが,対応策の1つとしてガスタービンの交換がある。最新技術の投入により出力,効率,排出量の大幅改善のみならず,最新制御システムによる最適な運用が可能となる。本講演では,その手法と利点を,日立造船殿茨城発電所で行ったガスタービン交換事例を参考に具体的に紹介する。

(8)「水素燃料焚き燃焼器の開発」  (川崎重工業(株) 小田 剛生 氏)
ガスタービンで水素ガスを利用する場合,ガスタービン本体の中では,燃焼器の水素対応可否が主な技術課題となる。水素ガスは燃焼速度が速いことから,希薄予混合燃焼方式を採用したDLE(Dry Low Emissions)燃焼器では逆火のリスクが増加し,利用が困難とされている。一方で,拡散燃焼器を使用する場合は,燃焼ガス温度が高いことから,天然ガス焚き時と比べて,NOx排出が大幅に増えることが分かっている。本講演では,当社の水素ガス利用に向けたガスタービン燃焼器の開発への取り組みと現状について紹介する。

(9)「石炭ガス化複合発電向けドライ低NOx燃焼器の開発」  (三菱日立パワーシステムズ(株) 浅井 智広 氏)
石炭ガス化複合発電向けドライ低NOx燃焼技術として「マルチクラスタ燃焼器」の開発を進めている。この燃焼器は,同軸に配置した燃料ノズル1本と空気孔1個を基本構成要素とし,この組合せを多数備える。燃料と空気の同軸噴流を用いた急速混合による低NOx燃焼,および火炎浮上による逆火防止の2つの技術から成る。本講演では,この技術の概要と石炭ガス化発電パイロットプラントの試験結果を中心に,燃焼器の開発状況を紹介する。

(10)「中低温熱回収Variable Phase Cycle発電システム」  (三井造船(株) 難波 浩一 氏)
工場排熱や温泉熱源などの70℃から250℃程度の中低温熱エネルギーを利用する三井造船のバイナリー発電システムについて述べる。米国Energent社との技術提携により導入したVariable Phase Cycleでは,加圧・加熱した低沸点作動媒体を管状ノズルに通して,細かい均質な気液2相流をつくりタービンを駆動する。本講演では,本発電システムを舶用低速ディーゼルエンジンの陸上試験機へ搭載して排熱回収を行った事例を紹介し,本システムの有効性を示す。

(11)「蒸気タービンの現状と将来の動向」  ((株)東芝 富永 純一 氏)
発電プラントの中核機器である蒸気タービンは,19世紀に原動機として初めて実用化されて進歩してきたが,近年のグローバル化による競争激化やCO2排出量削減の社会的要求などの要因により,現在もその技術開発が盛んに行われ,発展し続けている。本講演では,蒸気タービンの効率向上および信頼性向上に関する技術の現状と将来の動向について紹介する。

7.参加要領:
1)参加費(税込):◆主催および協賛団体会員  2日間 27,000円  1日のみ 19,440円
            ◆学生会員             5,400円
            ◆会員外              2日間 37,800円  1日のみ 27,000円
            ◆会員外(学生)          8,640円
            ◆資料のみ             1冊 5,400円(残部ある場合)
2)申込方法: 申込書に所属,氏名,加入学協会名,GTSJ会員は会員番号等必要事項を明記の上,
          下記事務局宛2014年1月20日(火)(←締切延長しました)までにお送り下さい。
          こちらのホームページからも申込ができます。
          また,参加費につきましては2015年1月21日(水)までに以下の方法にてお支払い下さい。
          支払い期日に間に合わない場合には 事務局までご連絡ください。
           ・郵便振替   00170-9-179578
           ・銀行振込   みずほ銀行 新宿西口支店 (普)1812298
           ・現金書留
               * 口座名はいずれも,「シャ)ニホンガスタービンガッカイ」です。
3)事務局: 公益社団法人 日本ガスタービン学会
          〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-5-13-402
          Tel.03-3365-0095   Fax.03-3365-0387
          URL. http://www.gtsj.org    

資料集・ネームカードは当日受付にてお渡しします。